星愛空~届かなかった手紙~
「…ぃ…波ぃ…華波ぃ!!」
「わぁ!!」
大地兄ちゃんの声で私は目覚めた。
「大地兄ちゃん顔近すぎ~」
「いきなり倒れんなよ!!マジ
もう目覚めないと思ったんだぞ!!!」
私はベッドで寝ていた…。
おそらく、ここはホストクラブの医務室
だろう。
「心配かけて…ごめんね!!」
私は一歩引いて言った。
「とりあえず今日は帰れ!また連絡してこいよ!
番号変わってねぇから!!」
「…うん!!」