契約から繋がる

嘘…やだ…。
絶対に嫌だっ。


「あ…あの…。か、帰りますっ!!!」


私はナース服を置いて
ドアに向かって走りドアノブに手をかける。





………あれ?
開かないっ。
何でっ?!





「残〜念〜。その鍵のロックは、俺が操作しなきゃ開かないんだよ〜」


男は机の上のスイッチを弄りながら
私をじっと見る。


「わ、私…した事なくて…その…だから…う、売れないと思います!!!」


「そうなの?君ラッキーだね。そういう子のが今売れてるんだよ」


男が私に近付いて来る。
嫌だ…。誰か、助けて…。


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