契約から繋がる

「それでいいんだな?」

「はい。見ず知らずの知らない人よりも…知ってる人のがいいです…」

「分かった。来い」


オーナーは私を見ると
部屋へと入って行き
私は後から着いて行く。


相手がオーナーなら大丈夫だよね。
根は優しいから…。
任せても…大丈夫だよね。


部屋へ入ると
オーナーはベッドへ座り私を見てる。


「…脱げ」


冷たい視線…。
脱げって…。そんな…。


だけどもう決めたから。

引き換えさないよ。


私は着ていたワンピを脱いで
オーナーの前へと歩いた。


< 165 / 188 >

この作品をシェア

pagetop