契約から繋がる
「お前…いつまでそこに居る気だ?」
あの男が車から降りて来た。
さすがに5時間も待てなかった?
私はまだ大丈夫だからね。
知らない人にバージン捧げるぐらいなら
凍死した方がまっしだよ。
「諦めて帰って下さい」
「強情な女だな」
「私…絶対に動きませんよ」
「………そうか。俺がわざわざ処女無くす相手選ばせてやろーと思ったのにな」
「……思い通りにはさせません」
男を睨みながら見つめると
フッと男の唇が悪戯につりあげ
悪魔な笑みを浮かべていた…。