契約から繋がる


「お前ちょっと来い」

私の腕を掴み引っ張るのは
オーナーらしき男の人。
私にこの店を案内した人。


「…何ですか?火事は大丈夫なんですか」

「火事なんてあるか。ハッタリだハッタリ」

「……嘘?」


訳が分からないまま
私は車に乗せられた。


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