契約から繋がる
よく喧嘩したりもしたけど…。
でも…上手く行ってたと思ってたのに。
「直樹の馬鹿ぁぁぁ!!!!」
めいいっぱいの声を張り上げて叫んだ。
これからどうしたらいいのよ〜!!
私のバイト代だけじゃ無理だよ…。
何でこうなっちゃったの…。
――――ガチャリ――――
絶望感でいっぱいだった私の後ろで
扉の開く音がする。
「直樹?!」
振り返るとそこには直樹の姿はなく
真っ黒なスーツを来た
オールバックにしてる男三人が立っていた…。