契約から繋がる
契約一日目
朝目が覚めると
リビングから話し声が聞こえる。
女の声みたいだけど…。
私はベッドから降りて部屋を出ると
リビングへと出た。
「あら、おはよう」
昨日会った人…。
と…もう一人は…。
「おはよう。里菜ちゃんだっけ?私、百合って言うの。宜しくね」
にっこり微笑み私を見つめる。
清楚な感じで
私にはお嬢様にも見える。
「…宜しくお願い…します」
「お腹空いてるよね?サンドイッチ出来てるから食べてね」
にこやかに微笑むと部屋へ入って行く。
感じのいい人もいるんだな…。