【極上溺愛】エリート鬼上司は無垢な彼女のすべてを奪いたい

 会社では鬼の仮面をかぶり、プライベートでは甘い表情ばかり見せる彼が、めずらしく見せた衝動的な一面。

 背中に回っていた手が肩甲骨から首に向かって這い上がり、私の頭を支える。そのまま上を向かされ、唇が重なった。

 玄関先でのキスはやがて甘く濃厚なものに変わり、私たちはもつれるように廊下を移動しベッドになだれ込んだ。

 荒々しく抱かれながら、いつも壊れ物のように私を扱う賢人さんの違った側面に、胸が高鳴って止まなかった。

 













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