無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
「レディ。よろしければ、いまから近くの町に必要な物を買いに行きませんか?」
「えっ?」
「その、あなたの衣服。いま着用しているのだけでは不便でしょう? まさか軍服を着用していただくわけにはいきませんし」
「とはいえ、田舎町ですので満足のいく衣服があるわけではないですが」

 パーシーとチャーリーの申し出がありがたすぎる。
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