無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
「まぁ、荒っぽい分他国のように謀略とか策謀とか、ジメジメいじいじするようなことはありません。力こそすべて。男の本質を地でいっているというわけですね」
(いえ、チャーリー。そういうのはちょっと違うかも)
「あっですが心配はいりませんよ、レディ。陛下と夫婦になったからといって、あなたになにかあるというわけではありません。そこは、ご安心を」
「パーシーの言う通りです。先程も言った通り、どれだけ暗殺者がおしよせようと、陛下が『ちょちょいのちょい』でやっつけてしまいます。あなたは、かすり傷ひとつ負うことはありません」
二人は、楽しそうに笑った。
(いえ、チャーリー。そういうのはちょっと違うかも)
「あっですが心配はいりませんよ、レディ。陛下と夫婦になったからといって、あなたになにかあるというわけではありません。そこは、ご安心を」
「パーシーの言う通りです。先程も言った通り、どれだけ暗殺者がおしよせようと、陛下が『ちょちょいのちょい』でやっつけてしまいます。あなたは、かすり傷ひとつ負うことはありません」
二人は、楽しそうに笑った。