無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
「いますぐ開けます」

 そう告げながら。

「当り前でしょう。はやくなさい」
「そうよ。グズグズしないで」

 扉を開け、さらに驚いた。

 扉の向こうに、瓜二つの美女が立っている。

 しかも胸がありえないほど豊か。それがキラキラ光るド派手な乗馬服の上からでもよくわかる。
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