無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
「あなたがついている必要などない。なぜなら、わたしがこのちっちゃくてひ弱な娘を鍛えるのだから」

 そしてついに、王女が口を出してきた。

 どうやらわたしは、強くならないといけないらしい。猛特訓やすさまじい試練に耐えなければならないらしい。

 ここで双子姉妹は執務室から退出した。というよりか、ヴィクターと王女が彼女たちを執務室から追いだしてしまった。
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