無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~

とんでもないことになってしまった

「ビアトリスさん、アイリーンさん。よろしくお願いします。あなた方を失望させない程度には、抵抗出来ればと思います」

 ちゃんと彼女たちに応えないと失礼に当たる。

 だから、いま思いついた抱負を宣言しておいた。

 すると二人は長い睫毛の目を見開き、同時に笑った。それから、背を向けて出て行った。
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