無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
「ええ、食べすぎてお腹がいっぱいです」
「それはよかった。腹がいっぱいになったら、気分もよくなりますからね。眠くなる前に、自己紹介させて下さい。おれは、陛下の参謀兼側近のチャーリー・トルーマン。こっちは陛下の荷物持ちの筋肉バカのパーシー・トルーマンです」
「レディ、パーシーです。よろしくお願いします」

 窓に顔を近づけ、二人を見てみた。
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