無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
(わぁ、危なかった)

 不意打ちね。ほんと、危なかった。

「ちょっと、よけないでよ」
「そうよ。よけたら当たらないでしょう」

 同時にクレームをつけられた。

「す、すみません」

 謝っておいた。
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