無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
「ありがとうございます。キャロル様、いっしょに行きませんか?」
「会って当然よ。ヴィクターがあなたにってことだけど。お邪魔かもしれないけれど、わたしも弟に『おかえり』のひとことくらいは言わなきゃ、よね?」
キャロルのいいところは、あっさりしすぎているところである。彼女は、すぐに機嫌を直してくれた。
そして、二人肩を並べてヴィクターの執務室へ向かった。
「会って当然よ。ヴィクターがあなたにってことだけど。お邪魔かもしれないけれど、わたしも弟に『おかえり』のひとことくらいは言わなきゃ、よね?」
キャロルのいいところは、あっさりしすぎているところである。彼女は、すぐに機嫌を直してくれた。
そして、二人肩を並べてヴィクターの執務室へ向かった。