無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
ひさしぶりにヴィクターの愛馬「ブラック・ビースト」に会いに行った。だけど、やはり楽しめないでいる。
「ブラック・ビースト」もフニフニした鼻をわたしの顔になすりつけ、慰めてくれた。
そんな彼に癒されつつも、やはり気持ちは晴れない。
そんなわたしを見かねてか、ヴィクターが難民受け入れや帝国に物資を送ることを決めてくれたのである。
彼は、あいかわらず可愛げのないことしか口には出さない。けれど、彼の「真実の声」はわたしのことを全力で心配してくれている。そして、帝国民のことを心から救いたいと思ってくれている。
彼の真心がありがたすぎる。ほんとうに感謝している。
「ブラック・ビースト」もフニフニした鼻をわたしの顔になすりつけ、慰めてくれた。
そんな彼に癒されつつも、やはり気持ちは晴れない。
そんなわたしを見かねてか、ヴィクターが難民受け入れや帝国に物資を送ることを決めてくれたのである。
彼は、あいかわらず可愛げのないことしか口には出さない。けれど、彼の「真実の声」はわたしのことを全力で心配してくれている。そして、帝国民のことを心から救いたいと思ってくれている。
彼の真心がありがたすぎる。ほんとうに感謝している。