無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
「ここは、どこなのですか? あ、すみません。答えられない質問でしたね」
軍の施設に違いない。
だったら、機密とかあるはず。
好奇心というほどではないけれど、不安なこともあってつい尋ねてしまった。
「ここは、わがオーディントン国軍でもかなり規模の大きい駐屯地のひとつです。国境に近いので、他国から攻め入られた場合には、この駐屯地に駐屯している大隊がすみやかに対処することになります」
チャーリーが答えてくれた。
(大隊がすみやかに対処する……、ね)
さすがはオーディントン国の軍。強さに自信があるのが感じられる。
軍の施設に違いない。
だったら、機密とかあるはず。
好奇心というほどではないけれど、不安なこともあってつい尋ねてしまった。
「ここは、わがオーディントン国軍でもかなり規模の大きい駐屯地のひとつです。国境に近いので、他国から攻め入られた場合には、この駐屯地に駐屯している大隊がすみやかに対処することになります」
チャーリーが答えてくれた。
(大隊がすみやかに対処する……、ね)
さすがはオーディントン国の軍。強さに自信があるのが感じられる。