無能者だからと離縁された私は、「野獣王」の生贄妻となりました~じつは無能ではない私。あらたな旦那様の「真実の声」が可愛すぎて幸せ満喫中。クズな元夫と義姉は絶対に許せないので破滅してもらいます~
「レディに必要な物を揃えてよろしいですね、閣下?」
「パーシー、勝手にしろ。仕方がない。不自由をさせたら、おれがケチだと思われるからな」
『パーシー、ナイスだ。ドレスでも装飾品でも馬でも剣でも、彼女が望む物をなんでも揃えてくれ』
いえ、陛下。いまのわたしにドレスは必要ないですし、装飾品に興味はありません。馬はここにいっぱいいますよね? というか、居住区域から出ることが出来ないので馬には乗れませんし、剣はだれかを斬ったり刺したりする予定はありませんので、買っていただいても宝の持ち腐れになるだけです。
国王の「真の声」にツッコまずにはいられない。
「パーシー、勝手にしろ。仕方がない。不自由をさせたら、おれがケチだと思われるからな」
『パーシー、ナイスだ。ドレスでも装飾品でも馬でも剣でも、彼女が望む物をなんでも揃えてくれ』
いえ、陛下。いまのわたしにドレスは必要ないですし、装飾品に興味はありません。馬はここにいっぱいいますよね? というか、居住区域から出ることが出来ないので馬には乗れませんし、剣はだれかを斬ったり刺したりする予定はありませんので、買っていただいても宝の持ち腐れになるだけです。
国王の「真の声」にツッコまずにはいられない。