小説
主人公は三秋凛と言う高校3年生の女の子。
なんだ、私と似てるじゃん。
パラパラと千円札が挟まっていたところまで飛ばし飛ばしでだけど読んでみる。
三秋凛はいじれられていた。原因は家庭問題だという。通り魔による姉の死、父親の失踪、母親の虐待と言う設定だ。そしてそう設定したのは三秋凛自身、という設定だった。
姉の死は三秋凛がインターネットに書き込み
、樋川秋也との熱愛報道やデートの行き先などをファンに流出させたのだ。
そのうちの1人のファンが三秋華江に激怒し腹部を貫いた。その後自分の首を切り自殺。
姉は嫌いだったしちょうどいい、全ては佐野冬樹に悲劇のヒロインだと思わせるため。それ以外は何もいらない。
佐野冬樹ってそんなに良い人なのか?私には分からないけど。この子はきっと佐野って奴が好きなんだろな。もし私にも好きな人が出来たとしたら多分ここまですると思う。
「続きよんでる?
「あっ、読んでるよ。
今は、とりあえずあの続きから読むか。

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