小説
期限までに提出した事のある物を数えようとした時、真っ先に浮かんだものは絵日記と読者感想文だった。
そして今、目の前にいる青年を見下す。私はいい子に約束を守った事が有るのに、何してるんだこいつは。と口にはせずに顔に120%出していた。
巨大なエンジンが幾つもの飛び交ってる寒空の下、上は暗い。1つある星が綺麗に点滅しながら私達のをライトアップしているまるで舞台に立つ役者だ。一面には月がそこら辺に何個も転がっている。
巨大な飛行機が私達の頭スレスレを通るせいで青年が何を言っているのか半分聞き取れなかった。
もう一度行って欲しいと丁寧語でお願いしたのに、青年はため息ついて嫌々ながら言ってくれた。遅れてきた謝罪は無かったくせに。
「だから、三秋凛はーーー
ヒュー、ドスンッ‼︎
あ。また月が落ちてきた。これで何個目だろう、にじゅうーー、…
「おい。聞いてないだろ。
「だって月が。
「月なんて石の塊たまろり…はぁ…僕戻っていいか?
「まあ、落ち着きたまえよ。青年。彼女だって悪気がある訳じゃないんだからさ。悪意は大有りらしいけどね。
黒い靄が私を庇ってくれた。本当に悪気がある訳じゃない、動くものに目が追ってしまうのは仕方のない事だと思う。
「これならーはーーーだな。この少ーーーだろ?
「それはーーーしよう。そうだ。だからーーはーー殺ーーこと。
また飛行機が私達の上をスレスレで飛んでいってしまい、上手く聞き取れなかった。さっきまでずっとこの繰り返し。
「あのー、
「おっと。ごめんよ美少女ちゃん。こんな青年だけど仲良くしてやってくれ。
「ついでにこれもな。
「これとは失礼な。君は今までの感謝をーー
「わかってるよ
2人?仲が良いのか?あの頃の私たちとは大違いだ。
そんな事ないよ。私たちも親友でしょ?
「うるさい。
「え?
「どうかしたのかい?美少女ちゃん。
「いや…何でもない
やっぱりかっこいいよね。そこの青年。
知ってる。だから黙ってて。
せっかく勇気出して降りてきたんだから、ここで彼氏の1人や2人作ったら?
「作れたらもここにはいないよ
それもそっか。
「それより美少女ちゃん。あの大きな麦わら帽子はどうしたんだい?
そして、また月が落ちてきた。
そして今、目の前にいる青年を見下す。私はいい子に約束を守った事が有るのに、何してるんだこいつは。と口にはせずに顔に120%出していた。
巨大なエンジンが幾つもの飛び交ってる寒空の下、上は暗い。1つある星が綺麗に点滅しながら私達のをライトアップしているまるで舞台に立つ役者だ。一面には月がそこら辺に何個も転がっている。
巨大な飛行機が私達の頭スレスレを通るせいで青年が何を言っているのか半分聞き取れなかった。
もう一度行って欲しいと丁寧語でお願いしたのに、青年はため息ついて嫌々ながら言ってくれた。遅れてきた謝罪は無かったくせに。
「だから、三秋凛はーーー
ヒュー、ドスンッ‼︎
あ。また月が落ちてきた。これで何個目だろう、にじゅうーー、…
「おい。聞いてないだろ。
「だって月が。
「月なんて石の塊たまろり…はぁ…僕戻っていいか?
「まあ、落ち着きたまえよ。青年。彼女だって悪気がある訳じゃないんだからさ。悪意は大有りらしいけどね。
黒い靄が私を庇ってくれた。本当に悪気がある訳じゃない、動くものに目が追ってしまうのは仕方のない事だと思う。
「これならーはーーーだな。この少ーーーだろ?
「それはーーーしよう。そうだ。だからーーはーー殺ーーこと。
また飛行機が私達の上をスレスレで飛んでいってしまい、上手く聞き取れなかった。さっきまでずっとこの繰り返し。
「あのー、
「おっと。ごめんよ美少女ちゃん。こんな青年だけど仲良くしてやってくれ。
「ついでにこれもな。
「これとは失礼な。君は今までの感謝をーー
「わかってるよ
2人?仲が良いのか?あの頃の私たちとは大違いだ。
そんな事ないよ。私たちも親友でしょ?
「うるさい。
「え?
「どうかしたのかい?美少女ちゃん。
「いや…何でもない
やっぱりかっこいいよね。そこの青年。
知ってる。だから黙ってて。
せっかく勇気出して降りてきたんだから、ここで彼氏の1人や2人作ったら?
「作れたらもここにはいないよ
それもそっか。
「それより美少女ちゃん。あの大きな麦わら帽子はどうしたんだい?
そして、また月が落ちてきた。