五年の想いを抱えて
2人がいなくなった方向を晴葵は見つめる。
「ねえ、さっきの何の話?」
私の質問には答えなかった。
私のほうに向きなおった晴葵が私を見つめる。
私を見る瞳は熱をはらんでいる。
見つめると吸い込まれてしまいそうだった。
「あのさ、玲。俺、玲のことが好きだ。…付き合ってほしい」
晴葵の耳はほんのり赤くなっている。
でも、そんなことにも気が付かないほど私は驚いていた。
「…よろしくお願いします…っあ」
「ねえ、さっきの何の話?」
私の質問には答えなかった。
私のほうに向きなおった晴葵が私を見つめる。
私を見る瞳は熱をはらんでいる。
見つめると吸い込まれてしまいそうだった。
「あのさ、玲。俺、玲のことが好きだ。…付き合ってほしい」
晴葵の耳はほんのり赤くなっている。
でも、そんなことにも気が付かないほど私は驚いていた。
「…よろしくお願いします…っあ」