第3章涙の風呂敷

少年は、涙の風呂敷を広げて、床の流した涙を風呂敷に包んだ!




そして、少年の瞳の中の宝箱にそっと入れたっ!




「さようならなんか、この世界に存在してたまるかっ!」




少年は、炎の中走った!




どこへ行くの?


「生きられる場所に行くのさっ!!!!!」



少年は、走った!




走った!




走ったっ!




走ったんだっ!!!



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