なぜか、溺愛される1日を繰り返しています。
由佳としては4日間連続でドライブだから、いい加減飽き飽きしてきていた。
海までは車で1時間半ほどだ。
到着するまでに近くの観光地へ立ち寄って一緒にソフトクリームを食べた。
このときだけは1度目から3度目までとは違う食べ物を選んでいた。
それくらいしか、楽しみがないからだ。
「チョコレートソフトってすごく甘いけど、美味しいね」
初めて食べる味のソフトクリームに由佳の心が少しだけ浮き上がる。
同じ毎日を繰り返すのは台本通りに動いているのと同じで、退屈すぎる。
「え? チョコレート味食べたことなかったんだ?」
「うん。いつもバニラを注文してるから」
「それ人生の半分を損してるって!」
大げさに驚く達也に思わず笑ってしまう。
ソフトクリームの種類は数あれど、自分が食べるとなるとはやり定番の味を選んでしまう。
少し冒険してみようと思えたのは、《今日》が4度目だったからだ。
そんな由佳に人生損していると告げた達也は抹茶味のソフトクリームを選んだらしい。
海までは車で1時間半ほどだ。
到着するまでに近くの観光地へ立ち寄って一緒にソフトクリームを食べた。
このときだけは1度目から3度目までとは違う食べ物を選んでいた。
それくらいしか、楽しみがないからだ。
「チョコレートソフトってすごく甘いけど、美味しいね」
初めて食べる味のソフトクリームに由佳の心が少しだけ浮き上がる。
同じ毎日を繰り返すのは台本通りに動いているのと同じで、退屈すぎる。
「え? チョコレート味食べたことなかったんだ?」
「うん。いつもバニラを注文してるから」
「それ人生の半分を損してるって!」
大げさに驚く達也に思わず笑ってしまう。
ソフトクリームの種類は数あれど、自分が食べるとなるとはやり定番の味を選んでしまう。
少し冒険してみようと思えたのは、《今日》が4度目だったからだ。
そんな由佳に人生損していると告げた達也は抹茶味のソフトクリームを選んだらしい。