愛に恋した私たち。
「好きな女性の手はこの様に軽く握るんですよ。手を強く握ったかと思えば声を荒げ手を上げるなんて、クズのやる事じゃないですか。」
正論を言われ黙る相手に淡々と、微笑んで続ける。
「自分から嫌われにいってるって気付けないんですか?先輩。」
相手は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべ足早に屋上から出て行った。
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