愛に恋した私たち。
「椎名先輩が居るんだから。この話は後でにしよう。もうすぐチャイムがなりそうだし。」
須貝は初めて私を見て、認知した。
そして勢いよく頭を下げた。
「すいません!俺、先輩に迷惑掛けるつもりじゃなくて、こいつ急いで探してて、、!その、すいませんした、、!!」
「あの、」
私の言葉を遮って、凪衣の手を取り再び須貝が口を開く。
「じゃあ、失礼します!」
「椎名先輩、さようなら。」
凪衣が続いて口を開くと、二人はバタバタと屋上を後にした。

「バタン!」
< 16 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop