━小さな世界━

私は自分の目を疑った。

海斗────────

金髪で所々黒のメッシュが入っていて肩まで伸びた襟足。
そこには私が知っている
黒い髪の短髪の爽やか少年の面影はもうない。

だけど見間違うはずがない。

だって─────────




私が1番愛した男だから─────────。




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