━小さな世界━
どうしよ。どうしよ。
勢いでエレベーター乗っちゃったよ。
この勢いを借りて私は6階のボタンを押してみた。
えいっ!!どうにでもなれってんだぁ!!
そうさぁ!!私は客だもん!!竜也はホスト!!
怖くないさぁー!!
━チィーンッッ━
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いらっしゃいませぇー
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エレベーターの扉が開くと同時に
威勢のいい挨拶で迎えられた。
私は思わずビックリして
エレベーターの奥の隅で身を縮めた。