俺が必ずこの女を殺す
いつもと服装も髪型も違うからだろう。
大人っぽい色気放ちやがって……。
「えっ、気づかなかったーっ」
キスしたくなる衝動を必死に抑え、俺はカレーパンにかぶりついた。
そうしていたらいつの間にか俺の中からほんのちょっとの心配ごとなど、跡形もなく消え去っていて。
今日は今までで1番幸せなクリスマスだと思った。
***
「それ欲しいのか?」
「ううん!欲しくない!」
また遠慮しやがって……。
欲しがっているのは一目瞭然だった。
お土産コーナーに寄ったらこれだ。
澪奈があるキーホルダーの前で足を止め、時折手に取ったりして眺めていた。この遊園地のゆるキャラ的存在のクマのキーホルダーだ。
こいつはほんっとに……、クマ好きだなー…。
「欲しいんだろ?記念に買ってやるよ?」
「本当!?」
やっぱ欲しいんじゃねぇか。だいぶ食い気味だ。
「あぁ」
「やったーっ!!!ゆずきだいすき!」
そんな目で見んなよ……。
これてをもかとハイライトがさす瞳で見つめられ、たじろいでしまう。
「はいはい、ありがとな」
大人っぽい色気放ちやがって……。
「えっ、気づかなかったーっ」
キスしたくなる衝動を必死に抑え、俺はカレーパンにかぶりついた。
そうしていたらいつの間にか俺の中からほんのちょっとの心配ごとなど、跡形もなく消え去っていて。
今日は今までで1番幸せなクリスマスだと思った。
***
「それ欲しいのか?」
「ううん!欲しくない!」
また遠慮しやがって……。
欲しがっているのは一目瞭然だった。
お土産コーナーに寄ったらこれだ。
澪奈があるキーホルダーの前で足を止め、時折手に取ったりして眺めていた。この遊園地のゆるキャラ的存在のクマのキーホルダーだ。
こいつはほんっとに……、クマ好きだなー…。
「欲しいんだろ?記念に買ってやるよ?」
「本当!?」
やっぱ欲しいんじゃねぇか。だいぶ食い気味だ。
「あぁ」
「やったーっ!!!ゆずきだいすき!」
そんな目で見んなよ……。
これてをもかとハイライトがさす瞳で見つめられ、たじろいでしまう。
「はいはい、ありがとな」