その執事、プライベート立ち入り禁止につき
「主人の命令です。出来ますよね?」

「・・・勿論です。玲紗様」

一瞬、千田さんの顔が引きつった気がしたが、見なかったことにしよう。


「では玲紗様、私からも一つ要望を出しても宜しいでしょうか?」


「なんですか?」
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