その執事、プライベート立ち入り禁止につき
私がすぐに了承したのを見て、千田さんは何故かまた驚いたようだった。

しかし、すぐに微笑む。

「では、玲紗様。話もまとまってきたところで、そろそろティータイムにしませんか?」

「あ、はい。でも私、作法とか分からなくて・・・」

「私が教えるので大丈夫ですよ」

「ありがとうございます」

「では、準備して参ります」

そう言って、千田さんが部屋を出て行こうとする。
< 25 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop