その執事、プライベート立ち入り禁止につき
「何故、そんなに不思議そうにこちらを見るのですか?もしかして、一緒のベッドで寝た方がよろしかったですか?」

「っ!?違います!千田さんは勤務時間のはずです!屋敷の掃除とか色々することがあるはずじゃないんですか?」

「私の仕事のメインは主人に寄り添うことですので」

「前と言っていることが違いませんか!?」

「人の考えは変わるものですので」

千田さんがそう言って、目をつぶる。
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