その執事、プライベート立ち入り禁止につき
「不思議ですね。どう考えても甘いオンの時の私の方が良いはずなのに、何故プライベートの時の不遜《ふそん》な態度の私が良いのか・・・」

「違います!ちょっとびっくりしただけで・・・!」

「そうですか?あの日、プライベートの時でもたまになら話しかけても良いと言ったのに、全然近寄ってこないじゃないですか?」

「そ、それは・・・」

「では、こうしましょう。玲紗様は明日もお休みですよね?」

「え、はい・・・」
< 47 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop