その執事、プライベート立ち入り禁止につき
ずっと不安だった。

祖母という味方が一人減ったことが怖かった。


「美佐子様が亡くなった今、お前の味方は一人減った。でも、代わりに俺がお前の味方になるつもりで仕えているんだ」


あの千田さんの言葉に救われた。


「一緒に悩んでくれる人が、この世界に一人はいます。絶対に。私は貴方の力になりたい」


そして、千田さんは私の言葉に救われた。

これからも貴方の味方でありたい。

一緒に悩める存在でありたい。

怖がりの私達は、きっと似たもの同士でお似合いでしょう?


だから、明日も貴方の隣で貴方を守るのです。


fin
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