アクアマリン…小さな宝石の気持ち……


まさか、私を想ってくれているなんて夢にも思わなかった。


…でも、真剣に言ってくださっているからこそ嘘や誤魔化しはしたくない。


だって、


もうわかっていた。


随分前から気付かないふりをして


自分の気持ちに背を向けていた。


赤ちゃんの顔が


脳裏をかすめる。






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