地味子はトップアイドル!
…まさか棟まで離れていたとは
ここはありがたくついていくことにした。
歩き始めて少しすると
蓮「お前、名前は?」
「夜瀬菜乃です。夜瀬か菜乃と呼んでください。
あなたはなんと呼べば?一ノ瀬先輩?それとも蓮先輩?」
蓮「呼び捨てで蓮でいい」
流石にそういう訳にはいかないよね…
「じゃあ蓮さんで」
蓮「あぁ、まぁそれでもいい
というかなんで菜乃はここにいる?今は自己紹介の時間じゃないのか?」
「電話するために抜けたら帰れなくなりました」
蓮「方向音痴なのか?」
「そういうわけではありません」
少しムッとして言い返す
蓮「フッ ほら、ついたぞ」
いつの間にか教室についたようだ
「ありがとうございました」
蓮さんは少し振り返ってフッと笑うと背中を向けて歩き出した。
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