長嶺さん、大丈夫ですか?
「……てか、いつまでそうやって呼ぶの」

「っ、え?」


 可愛い顔を間近で見たくなって、また理子ちゃんの上に覆い被さるような位置に移動するとギシリ、ベッドが軋んだ。


「……俺の名前知ってる?」


 目を見て聞けば、彼女が動揺する。
 加虐心を煽られて自身の唇を舐めた俺は、彼女の下着をずらして昨夜さんざんイジメ抜いた敏感なそこをゆっくりと刺激していく。


「っ、」

「ほら、呼んでごらん」


 押し寄せる快感にシーツを掴んで耐えようとする彼女は、目尻に涙を溜め始める。
 普段の彼女からは想像つかないギャップある表情にゾクッとして、また煽られる。

 理子ちゃんは戸惑いながら俺に縋り付いて、途切れ途切れに、言った。
 

「……っ、ひか、る、さん」

「は、」


 思わず笑ってしまうほど。


「やば。 刺さった」


 俺は理子ちゃんの上に跨ったままシャツを脱ぎ捨てる。


「!? え、あの、」

「あと20分か……よし」

「! なにがよしなんですかっ」


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