長嶺さん、大丈夫ですか?
「ねぇ、このポージング可愛すぎない? マジであざといな」
「ごめん寝ポーズですね」
「ごめんねポーズ? なにそれ、知らない」
「一時期はやりましたよ」
「うわ、もしかしてジェネギャ?」
「いえ、結構前だったかと」
「えー」
長嶺さんはスマホで「ご、め、ん、ね……」と、ごめん寝ポーズを検索し始めた。
私は長嶺さんの隣に移動して、長嶺さんのスマホを覗き込んだ。
「あ、ちがいます」
「ん?」
私は前のめりになって長嶺さんのスマホを指差した。
「このごめんねの『ね』は寝るの『寝』でー……」
「ストップ」
「え?」
パッと顔を長嶺さんの方に向けると、
「……さすがにこれは、ちょっと」
長嶺さんの顔が、すぐ目の前にあった。
「押し倒しちゃいそう」
「!?」
いつのまにか私は、長嶺さんと息がかかるほどの距離まで近づいていたらしく。
顔がカァッと熱を持つ。
「すっ、すみませ……っ」
すぐさまどいて、慌てるあまりカーペットに尻餅をつく。
それがまた恥ずかしくて急いで起き上がろうとしたところに、
「……あぁ、そっか」
トン、と軽く肩を押された私は、
長嶺さんに押し倒された。
「手、出されたいんだっけ?」
「え……?」
「ごめん寝ポーズですね」
「ごめんねポーズ? なにそれ、知らない」
「一時期はやりましたよ」
「うわ、もしかしてジェネギャ?」
「いえ、結構前だったかと」
「えー」
長嶺さんはスマホで「ご、め、ん、ね……」と、ごめん寝ポーズを検索し始めた。
私は長嶺さんの隣に移動して、長嶺さんのスマホを覗き込んだ。
「あ、ちがいます」
「ん?」
私は前のめりになって長嶺さんのスマホを指差した。
「このごめんねの『ね』は寝るの『寝』でー……」
「ストップ」
「え?」
パッと顔を長嶺さんの方に向けると、
「……さすがにこれは、ちょっと」
長嶺さんの顔が、すぐ目の前にあった。
「押し倒しちゃいそう」
「!?」
いつのまにか私は、長嶺さんと息がかかるほどの距離まで近づいていたらしく。
顔がカァッと熱を持つ。
「すっ、すみませ……っ」
すぐさまどいて、慌てるあまりカーペットに尻餅をつく。
それがまた恥ずかしくて急いで起き上がろうとしたところに、
「……あぁ、そっか」
トン、と軽く肩を押された私は、
長嶺さんに押し倒された。
「手、出されたいんだっけ?」
「え……?」