キミと星に願う
インフルエンザ?
「空野先生〜こんにちは」
「お?久世さんこんにちは。どうしたの?体調悪い?」
話しかけたこの人は、私 久世 結月の主治医 空野 昴 先生で
ここは全国屈指の高度医療が受けられる病院…
私はそこに掛かってる
同じ敷地内には市民向けの病院もある、
ここは両病院の患者や関係者用の中庭ー…
「妹が具合悪くて、こっちの市立病院に連れてきてて…父が今海外で母は仕事で。今日は休みだったので私が代わりに連れてきて」
「そうなんだ。大変だね〜…一応聞くけど妹さんインフルエンザとかじゃないよね?」
そう聞かれた時、妹の担当医が息を切らせてやってきた
「久世結衣ちゃんの家族の方ですよね⁉︎
『はい』
結衣ちゃん、インフルエンザで、お姉さんも検査してください!」
「え?結衣はどうでしょうか!?大丈夫ですか!?」
「大丈夫ですよ。落ち着いてます。でー…そちらはーってお前空野か?」
「おー!山田か?ー…久世さん…移ってるよな?
「まぁ、殆どの確率で移ってるだろうな…」
「え?え?」
混乱してる私 同期なの?
「俺の患者さんだから、俺が検査するよ」
「お願い…結衣ちゃんが“お姉ちゃんは移ったらダメだから,,って泣いちゃったから、心配で探したんだけど…良かった」
ありがとうございます、とお礼を言うと空野先生も
「ありがとな、じゃあ入院して検査しようか?」
「いやです!」
山田先生は、結衣のところへ一度戻ると帰って行った
「でも、心配だから…。一白でいいからお願い」
そう言われたら拒否できないから、仕方なく頷いた。
荷物は母が昼ごろ妹を迎えにきた時、ついでに持ってきてもらった。
「お?久世さんこんにちは。どうしたの?体調悪い?」
話しかけたこの人は、私 久世 結月の主治医 空野 昴 先生で
ここは全国屈指の高度医療が受けられる病院…
私はそこに掛かってる
同じ敷地内には市民向けの病院もある、
ここは両病院の患者や関係者用の中庭ー…
「妹が具合悪くて、こっちの市立病院に連れてきてて…父が今海外で母は仕事で。今日は休みだったので私が代わりに連れてきて」
「そうなんだ。大変だね〜…一応聞くけど妹さんインフルエンザとかじゃないよね?」
そう聞かれた時、妹の担当医が息を切らせてやってきた
「久世結衣ちゃんの家族の方ですよね⁉︎
『はい』
結衣ちゃん、インフルエンザで、お姉さんも検査してください!」
「え?結衣はどうでしょうか!?大丈夫ですか!?」
「大丈夫ですよ。落ち着いてます。でー…そちらはーってお前空野か?」
「おー!山田か?ー…久世さん…移ってるよな?
「まぁ、殆どの確率で移ってるだろうな…」
「え?え?」
混乱してる私 同期なの?
「俺の患者さんだから、俺が検査するよ」
「お願い…結衣ちゃんが“お姉ちゃんは移ったらダメだから,,って泣いちゃったから、心配で探したんだけど…良かった」
ありがとうございます、とお礼を言うと空野先生も
「ありがとな、じゃあ入院して検査しようか?」
「いやです!」
山田先生は、結衣のところへ一度戻ると帰って行った
「でも、心配だから…。一白でいいからお願い」
そう言われたら拒否できないから、仕方なく頷いた。
荷物は母が昼ごろ妹を迎えにきた時、ついでに持ってきてもらった。
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