キミと星に願う
ーーーーー

「ー…」

目を開けると身体中が重くて動かせない

「起きた?」

と覗いてきたのは空野先生で

「はい…コレ取ってください…」

「んー。まだダメだね。マスクないと息苦しいよ?」

「はい。あっ!母は?」

「お母さんは、いまは落ち着いてて、検査してるよ」


「よかった。です」


ホッとしてる様子の久世さん

「ーそれで久世さんは発作を起こして意識不明になったー…幸い心配停止にはならなかったけど、念の為1週間ー入院してもらうね」

「いやです!入院しても治るわけじゃー…」

そう言いかけて口を閉じた

「そうだね、治ることはないね。でも少しは楽になるよ?」


そういうと頷いてくれた

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