キミと星に願う
次の日には点滴のみになったものの

ベットに寝てばっかりの久世さん

「僕と一緒に散歩行こう」

そう声かけると

「はい」と起き上がった

「車椅子と歩くのどっちがいい?」

「歩く方がいいです」


ゆっくり支えながら歩いていく

「ー…はぁ、はぁ…」

廊下を渡りエレベーターの前まで来たものの、

荒い息を繰り返す、久世さん

「大丈夫?ちょっと待ってて車椅子持ってくる」

そう言って走ってナースステーションまで行き取って戻った

「はい、少し座りな」


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