キミと星に願う
病気と恋

昴side

2週間後

「久世さんどうぞ〜」

薬をもらうため病院に来ていた

「久世さんこんにちは、今日はお兄さんも一緒なんですね」


「空野先生こんにちは〜」

「お邪魔します。一緒にすみません…」


じゃあ早速と

前回の検査結果を言われた

「前と比べてもあんまり変化はないですね。良くも悪くも…。薬が効いてますか?少し強いものですが、副作用とかは?」

「副作用とかないです…」

「では今回もこの薬を出しますね。
あと頓服の発作止め残りはどの位あるかな?」

「ー…」

「結月あるの?あるなら出しな」
兄に急かされ、バックから取り出す

「ー…あと一回分?」

少し険しくなる先生の顔

「2週間前五回分出したよね?」

はい、と頷く

「ー…今日は点滴して貰うね。コレであと2週間は発作起きにくくなると思うから。」

と言われ連れて行かれたのは、点滴室

「はい、ベットに寝てね。」


「少し痛いよ。動かないでね…」

痛い…

「ごめんね、終わったらナースコール押してもらっていいかな?」

外来があるから、ごめんと出て行った先生

兄と二人きり


「大丈夫か?吐き気とか眩暈とか…」

普段はのんびりしてるけど医者だな〜と思う

「大丈夫」

暫くして先生が入ってきた

それと同時に兄がコンビニ行くと出て行った


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