キミと星に願う
「ー…ちゃん 結月ちゃん」

揺らされゆっくり目を開けると

「昴…先生…?」

「そうだよ。具合悪そうだったから心配で…


見てたんだ

「他の子は?」

「みんな軽い熱中症だった。早退したり、お茶飲んだりで過ごしてるよ。で、結月ちゃんはどうなの?」


「わからないです」

「ちょっと診せて?」






「一回病院行こうか?」

「え」


「大丈夫心臓じゃないよ」

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