【番外編】花火大会の記憶 ー星空の下、キミとの約束。
学校から少し離れたコンビニの駐車場で、
見慣れた車を見つけ、私は運転席へと近付く。
中に乗っていた人は、高校時代よりもずっと明るい色の髪をなびかせ、変わらない爽やかな笑顔を見せた。
「菜摘。お疲れ様」
「シュンくんこそサークルあるのにごめんね」
私は謝りながら、助手席に回って車に乗り込んだ。
お兄ちゃんのお友達のシュンくん。
高校生の頃から仲良くしてくれていた彼も、今は、近くの大学の2年生。
ちなみにお兄ちゃんも同じ大学で、卒業してからも変わらず仲良し。
私に対しても変わらず妹のように接してくれている。
「全然?テキトーなサークルだからね」
そう言って、車を運転するシュンくん。
元々、大人っぽかったけど、
髪色も明るく染め、ピアスも空けて、
オシャレな私服に、車の運転。
大人っぽさを加速させるのには十分すぎる彼の姿に、私は少しそわそわした気持ちで助手席に座っていた。
見慣れた車を見つけ、私は運転席へと近付く。
中に乗っていた人は、高校時代よりもずっと明るい色の髪をなびかせ、変わらない爽やかな笑顔を見せた。
「菜摘。お疲れ様」
「シュンくんこそサークルあるのにごめんね」
私は謝りながら、助手席に回って車に乗り込んだ。
お兄ちゃんのお友達のシュンくん。
高校生の頃から仲良くしてくれていた彼も、今は、近くの大学の2年生。
ちなみにお兄ちゃんも同じ大学で、卒業してからも変わらず仲良し。
私に対しても変わらず妹のように接してくれている。
「全然?テキトーなサークルだからね」
そう言って、車を運転するシュンくん。
元々、大人っぽかったけど、
髪色も明るく染め、ピアスも空けて、
オシャレな私服に、車の運転。
大人っぽさを加速させるのには十分すぎる彼の姿に、私は少しそわそわした気持ちで助手席に座っていた。