離婚したはずが、辣腕御曹司は揺るぎない愛でもう一度娶る
「どこに行くの?」

「聞かなくてもわかるだろ、琴葉と夢の中でも抱き合いたい」

 彼は私の額にキスを落とすと、そのまま寝室に歩いていく。せっかく豪華な部屋だけど、私にとって彼と過ごす時間よりも大切なものはない。

 離れていた四年間の空白を埋めるように求め合う。

 それでもたりなくてもっと一緒にいたくて、つながっていたくて。

 今日も私たちふたりは、尽きることのない愛をお互いに与え合っていくのだった。

END

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