クレジット人間-遊園地から脱出せよ!-
「解体ってなにをするんだ?」
智道がクマへ質問する。
私は身を起こしてクマへ視線を向けた。
クマは着ぐるみの中から2枚のマスクと、手袋を取り出して差し出してきた。
手袋は医療用のものに見える。
「じゃあ、頑張ってね」
「おい! ちょっと待てって!」
なんの説明もせずに部屋を出ていくクマを引き留めようとする。
しかしクマは振り向くことなく部屋を出て行ってしまった。
すぐにドアノブに手をかけるけれど、自動ロックされてしまったようで開かない。
「なんだよ……」
智道は手にしたマスクと手袋を気味が悪いもののように見つめている。
「これからどうすればいいんだろう」
智道がクマへ質問する。
私は身を起こしてクマへ視線を向けた。
クマは着ぐるみの中から2枚のマスクと、手袋を取り出して差し出してきた。
手袋は医療用のものに見える。
「じゃあ、頑張ってね」
「おい! ちょっと待てって!」
なんの説明もせずに部屋を出ていくクマを引き留めようとする。
しかしクマは振り向くことなく部屋を出て行ってしまった。
すぐにドアノブに手をかけるけれど、自動ロックされてしまったようで開かない。
「なんだよ……」
智道は手にしたマスクと手袋を気味が悪いもののように見つめている。
「これからどうすればいいんだろう」