白君にわがまま言っちゃだめですか。
末央side


今日は白君も私も部活がないから一緒に帰れる‼‼

実は行きたいところがあるんだよね、、、‼‼

そう思いながらいつものベンチで彼を待つ。

早く来ないかな~?

そう思っていると一つの人影が見えた。

白君だ‼‼

「しーろーくーん‼‼」

そう言うとダッシュで走ってくる白君。ほ、本当に足早いな、、、。羨ましい、、、。

また白君に惚れちゃう。

「お待たせ。待った?」

「ううん‼‼、、、というか白君こそ今日めっちゃ早いけど平気?用事とかないの?」

「へーき。てか俺は末央といたい。」

、、、また、惚れちゃうことをサラっと口に出して。

ずるいよ。

依存しちゃう。

、、、こんなこと言ったら嫌われちゃうよね、、、、だから心の中でそっと思っておく。

依存とか、めんどくさい女としか思われないし、、、。
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