白君にわがまま言っちゃだめですか。
末央side


「、、、もう来るから。」

そう言われて、、、一番に考えたのは「会いたくない」だった。

でも時間は容赦ない。

3分後には下の階からトントン、、、、と足音がしてきた。

―コンコン

「、、、誰だ」

「紅琲。」

「入って」

白君がそういうと部屋のドアが開き、女の子が入ってきた。

ぱっちりとした二重に、お人形のような可愛らしいルックス。すこし茶髪がかかった髪は綺麗にハーフアップに結われていた。

「、、、末央が見たのは、こいつだよな、、、?」

間違いない。

「、、、うん」

そう言うと、白君はため息をついた。

「末央、、、、こいつ、、、、」



















































































































































「俺の妹」
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