痛いの嫌やもん。。
『 このまま熱下がらんかったらめいが辛いだけやねんで?』
「んんぅ…泣…いたいのいやぁ…泣」
『 そうやなぁ痛いの嫌やけど、今頑張っとかなずっと辛いだけやねんから。はよ終わらせな』
いつまでも長引かせるのも可哀想やから早めに終わらせてあげようと思う。
『 春樹、前向き抱っこしとってあげてくれる??』
春樹は看護師で俺より1つ下。めいの扱いを看護師の中で1番分かってる。めいは春くんって呼んでる。
春『 めいちゃん?抱っこするなー?』
ベットに座り、僕とめいを向かい合わせにしてジタバタしている足を僕の足で挟むようにして抑える。
春『そんなバタバタしたら危ないで〜。』
僕がズボンとパンツを少しずらす。
早『 めい〜動かんと余計痛くなるで。』
「いややっいややっ!!泣 いやぁぁぁ泣やらんぁんもん!!泣」
早 『 もうちょい強めに抑えとってあげて。』
「やめてぇぇ泣 離してぇ…いややっ泣」
春『 ちょっとやで。大丈夫。』
早『 春樹ギューってしててな』
「んんっっ泣 いやぁぁぁぁ!!んんん 泣 」
『 また痛いでー。』
「いやぁぁぁぁぁぁ 泣 んんっ!! 泣 おしまいっっ泣 おしまいやってぇぇぇ泣」
注射は中の薬液を入れる時がいちばん痛いねん。やからめいもこんな感じで毎回大絶叫。笑
春『 めいちゃん終わったで。偉かったなぁ。』
「もうイヤっ…絶対やらへんもん。泣」
早 『 そうやな。じゃあ頑張ってお熱ばいばいせなあかんな。』