御曹司の俺には興味が無いだと?〜もう1人の俺を愛する秘書補佐
「これ、お礼に。クリスマスプレゼント」
俺は小さなハート型のネックレスを赤斐さんにプレゼントをした。
「こんな高価な物、貰う価値なんて私にはありません」
「それは僕が決めることだよ。赤斐さんにプレゼントしたいんだ」
俺は、ネックレスを赤斐さんに付けて、目を見つめた。
潤む目が輝き、胸の鼓動が大きく打つ。
欲望のまま、ゆっくり顔を近づけると、赤斐さんの目が閉じた。

俺は眼鏡を外し、赤斐さんにキスをした。
その後、顔がバレないように、すぐに眼鏡を掛け直す。
俺を見つめる赤斐さんは、頬を赤く染めて俯く。
赤斐さんを俺のものに・・・したい。

眼鏡を外し、次は唇が離れる時が無いくらい、激しく彼女の唇を貪った。
近くで見られるとバレてしまう。
舌を絡み取ろうとした時、離れそうなった赤斐さんの頬を手で覆い、唇を奪い続ける。
必死に応える赤斐さんに、俺の欲情は止まらなくなっていた。

唇を離し、顔を見せないように抱きしめた。
俺の背中に回る手は、服を握り締め、そんな赤斐さんが、愛おしくて堪らない。
顔が・・・見たい・・・
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